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2012年3月12日 (月)

原木市場って?

先日、東京都に唯一ある原木市場に見学に行ってきました。

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↑ 東京都唯一の原木市場、多摩木材センター

原木市場って?…はて。と、思う方も多いと思いますが、原木市場とは山から切り出された木が丸太の状態で出荷・陳列・販売される場所です。

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↑ ドドーン!木ばっかり!

この日は、月2回ある原木の競が行われる日でした。要は運ばれた丸太が、買い手の競(セリ)によって購買されます。

売り手ははいわゆる林業事業体で、買い手が製材屋になるわけです。ここで、山から出た木が製材屋に渡るんです。

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↑ 陳列された状態

売られる木材は、主に“売り手”ごとにまとめられていて、その中で規格ごとにまとまった本数で売られます。良い木になると、1本ごとに売られます。

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↑ 競の様子

で、競が始まると、声掛けをきっかけにどんどん、木の売買が進んでいきます。「ヒノキ30センチ、4メーター、3本!いい木だよっ!」と、声がかかると、周りの買い手が「1まん8せん」「9」「2まん」…「はい、2まん!他は?はい2万。」と、ここで落札!と、テンポよく競が進んでいきます(゚ー゚)

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↑ スギ丸太

価格の基準ですが、基本的には樹種(スギかヒノキかその他)でまず、平均価格があります。それに加えて、太さ(細い方が基本的に安い)、長さ(長さによって使い道が決まってきますが、大体3mか4mが基本)、形状(真っ直ぐで、元と先で太さの違いの無いものが良い、曲りなどがあると安くなってしまいます)などの要素で決まってきます。

買い手は、それらの情報を瞬時に判断し、落とせる価格をそれぞれに口にしていきます。目利きができないと素人には決してまねできません(゚ー゚;

日頃は山仕事ばかりで山の中にいるので、とても勉強になった一日でした。山側の人間として、より評価の高い丸太を生産できるように、日々の仕事、木との向き合い方を今一度考えさせられました!

チェンソーズでも近い将来、ここに丸太を出しますよ!

担当:田丸光起

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「若者だけの林業会社、奮闘ドキュメント 今日も森にいます。東京チェンソーズ」(徳間書店)

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