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最近、ヒノキとスギの枝が欲しいというお問い合わせをいただきました。なんでも、目黒にできるカフェの内装として、枝がほしいとの事でした。サイズは33cm×3.5cmで、皮を剥いた状態の枝が500本っ!
という事で、内職の模様をお伝えします(゚ー゚)
↑ 収集した枝の束。
これを、サイズに切って一本一本皮を剥いていきます。500本は、かなりの量でした。
↑ 人海戦術です。笑
鉈で、きれいに皮を剥いていくのですが、茶色い皮(樹皮)の下にもさらに薄皮のような白い川があるって皆さんご存知でしたか?
これも、きれいに剥くのが意外と大変なんです(゚ー゚;
↑ こんな道具まで出てきました!
これ、なんだかわかりますか?…そう、ピーラーです!笑 野菜の皮を剥くあれです。
なかなか便利です。でも、枝にある固い節にあたる度に刃こぼれが起きます。これではもう元の様に野菜の皮は剥けないかもです(゚ー゚;
↑ 奥は皮を剥いた、枝。
ご覧の通り、皮を剥くと、きれいなスッピンの枝の出来上がりです。
これを、カフェの天井に敷き詰めるとか。完成した店舗をぜひ見に行きたいですね!
担当:田丸光起
前回の続きですが、桟橋をどんな風に作っていくかというと…
↑ これが、設置前です。
↑ 材料は現地調達でヒノキや杉で、できるだけ真っすぐで太さにムラのないものを使います。
↑ そして、皮を剥いた材料で枕木(地面に横向きになっている短い木)を土台として置いて、その上に長い木を枕木と直行するように設置します。
↑ あとは、渡した木の上にステップとなる丸太を釘で打ちつけて、完成です(゚ー゚)
↑ どうですか!!桟橋で悪路もこの通りです(゚ー゚)
…ただ、桟橋を作る時に難しかったのは、釘打ち。何せ5寸(15cm)もあるので、うまく打てなった釘はことごとく曲がって、抜くことも打つこともできませんでした(゚ー゚;
↑ みんなで、こっちにお辞儀してます。トホホ。
こうやって、山の中に森林管理の為の道を作っていきます。
登山道ではないので、普段お目にかかることは少ないと思いますが、この様な道が人工林の中には必ずあるんですよ~!
皆さん、くれぐれも探さないでください(笑)
担当:田丸光起
ただ今、昨年から続いている檜原村の最奥地の藤原という場所で、林内の歩道を整備する仕事をしています。
現場までの道のりは、先月降った雪がまだ解けずに残っています。しかも、朝晩の気温は寒い時で氷点下9℃(゚ー゚; …この日は手足が寒くて痛く感じたほどです。苦笑
↑ 出勤風景。これでも東京です(゚ー゚)
林内整備の仕事とは、簡単にいうと道を掘って作っていく仕事になります。…そう、土を掘るんです。…ん、雪が降るとどうなるの?
と、思った方は大体想像がつく思いますが…
↑ 山はこんな具合です。
そうなんです!雪が積もると、土が出てくるまで雪をかき分けなくては、道が作れないんです。真っ白雪に覆われた大地に、トンガ(土を掘る道具でつるはしの様)一つで道を人力で作っていくなんて、正に『開拓者』感覚です!
手塩にかけて、できた道はこんな具合です!
↑ 作りたてほやほやです(゚ー゚)
と、ここでちょっとクイズです。
↑ ここは桟橋を掛ける予定の場所です。
林内整備には、この様に道が掘れないので、桟橋を木で作ることがあります。
さぁ、皆さんなら、どういう風に作りますか??
担当:田丸光起
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