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2011年7月23日 (土)

間伐、光と影。

今、現場では間伐という作業を行っています。

間伐とは、木の間引きのことです。ある程度経ったスギ・ヒノキ山では、込み合った状態の木と木の間隔を伐採することによって、新たに木々が枝を伸ばして木が健全に成長できるようにしてあげる作業です。

あまり切りすぎても木が太りすぎてしまうし、切らな過ぎても、成長を阻害してしまうので、選木という作業が、木を伐ることよりも大切になります(゚ー゚)

ちなみに東京都では、間伐した木は横倒しにしなければならないという決まりがあります。他の都道府県では、この様にしているところは少ないようです。

少し手間はかかりますが、横倒しにすることによって、土砂の流出を抑える効果が期待されるとのこと。

Ncm_0064

↑ この様に、間伐した木は横向きになるように倒していきます。

Ncm_0065

↑ 間伐をして、木を抜いてできたスペースに光が差し込みます。

この様に間伐することによって林内の環境を、木の成長に合わせて、少しずつ手を加えれ行きます。

では、最後に一枚。

Ncm_0067

↑ 僕の手に映った、ヒノキの葉の影。

まるで、影絵の様でした。風で揺られた、影がユラユラ…。

木漏れ日と、爽やかなそよ風が心地よいです(゚ー゚)

担当:田丸光起

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「若者だけの林業会社、奮闘ドキュメント 今日も森にいます。東京チェンソーズ」(徳間書店)

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